2011年の3月11日から、今日でちょうど7年となります。
被災地では、この体験を風化させてはいけないという思いから、様々な取り組みがなされています。
でも、風化は少しずつ確実に進んでいるような気がします。
今朝、新聞でテレビの番組表を見ました。
その時に一番最初に思ったのが、震災関連の番組が減ったなということです。
放送されるのが、午前中の情報番組枠、午後の日中の2~3時間枠といったところ・・・
あとは夕方のニュース番組の特集ぐらいです。
1番視聴者の多いゴールデン枠は、通常のバラエティ番組となっています。
これでは風化も止む無しではないでしょうか?
今、ネットが普及したとはいえ、最も公共性の高いメディアは、相変わらずのテレビです。
テレビの影響力は、やっぱり大きいです。
そのテレビが、一番視聴者数の多いゴールデン枠で震災を取り上げなかったら、震災の記憶は薄れていきます。
そして、小さな子供たちは、震災を知ることなく成長していく可能性もあります。
スポンサーの絡みとか、いろいろあるのは十分に理解しています。
それでも、この日だけは震災について知ってもらい、考えてもらう日にしてもらいたいと思います。
ぜひ、ご協力ください。