歴史を見ると、8月には今の日本を決定づけた大きな出来事が続きます。
8月6日の広島への原爆投下。
8月9日の長崎への原爆投下。
そして、8月15日の終戦の日。
8月に立て続けに起きたこの大きな3つの出来事で、ようやく日本は戦争を終えることができました。
第2次世界大戦での日本の死者数は、兵員で230万人、民間人は80万人、合わせて310万人もの人が戦禍で命を落としました。
当時の日本の総人口は7138万人です。
つまり25人に1人の方が、戦争により命を奪われたのです。
とんでもない数字です。
このことは、必ず後世に伝えなければなりません。
しかし、テレビ番組やネットを見ても、以前と比べると戦争に関する報道、特集などは少なくなっているような気がします。
ウチの子供達と話をしても、戦争の話題についてはピンときていません。
終戦記念日を訪ねても、8月頃というだけで、何月何にかという数字は出てきません。
確実に風化は広まっています。
今ある平和を永久に続けるためにも、口伝えだけではない、教科書だけではない戦争教育が必要だと思っています。
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